平成7年の回想録・・・ 
今の嫁さんと結婚して4ヶ月たったある日。そう それはちょうど4月、ふと私は何を思ったのか、子供の頃母と共に耕した(もっとも邪魔だったと思うが・・・。)畑を思い出したのです。
 そうこう考えると、ちょうど今住んでいるアパートから、15分ぐらい歩いた所に 私の父が これまた私しが幼少の頃に衝動買いした土地が近くにあるのを思い出し、即 父に連絡し土地の場所を教えてもらい。役所に行き航空地図とゼンリン地図を元に、車を飛ばして土地を探しに出かけたのです。

 地図を片手に現地へ行ってみると・・・。全く解らない・・・、これはこの後約10ヶ月間の刈り込み作業の始まりでもあった。とにかく、それは犬や猫も通れないようなカヤ・山ザサと雑木林だったのです。そればかりであれば、時間さえと思うかもしれないが、そこは傾斜10%〜20%以上の傾斜を持つ山なのです。

 翌週の休みの日、鎌・ノコギリ・ナタ・手袋・帽子・長靴などをDIT相模原店で買い集め、現地へと向かいました。この時は、嫁さんもt手伝うと意気込んでついてきたのですが、いざっ!作業を開始して、3時間ほど経ったでしょうか?

 嫁さん「もうだめェ、手いたぁ〜っ」
 私「えっ・・・・・・・」(まだ1mしか刈り込んでいないのに・・・汗)

と、開始1日目で、私一人の開墾作業となってしまいました。(苦笑)
この笹を刈り込むため、およそ5本の鎌と3本のノコギリが大破!!そしてまだまだ続く・・・。
 手の刈り込みがおよそ3ヶ月続いたある日、「たしか・・・親父が草刈機もっていたな!」即連絡

親父「おおっ、あるよ!なに、あそこやってんの?ははははっ」
私「借りて良い?」
親父「おおっ、使ってないから良いぞ!使い方解るのか?」
私「OK!大丈夫来週行くね!!」

 ということで、文明の力に頼ることにしたのです。(苦笑)
翌週の私の休日に、親父から借りてきた草刈機を山に持って行き、エンジンをかけると・・・・。かからなぁ〜い(;;)ガンガンスターターを引く、かからない、更に引く「ぷすぷすぷ」かかりそう!更にスターターを引く・・・。
 エンジンがやっと掛かったのは、良いのだが・・・すでに疲れた(爆)

文明の力とは言え、ものすごい密集した笹(高さ2m)を刈り込むのは、意外と大変!!草刈機の刃が跳ね返って、なかなか刈り込めないのです。今思えば、笹との根競べのようです。

 この年は、自分の土地にたどり着けませんでした・・・。