平成11年の回想録・・・。

 お正月早々の連休!そう、お正月休みですね♪みんなが、お酒を飲んで特番を見ているとき・・・。私は、昨年刈った草や笹・木の枝・クヌギの木(斧を買いました!)の整理、と言っても、かき集めて燃やすのですが、しかし、今は真冬です。当然普通に燃やすと山火事です。(どうしよう?)

 当時 ここを買った父母は調整区域土地分譲で 買ったわけですが、その当時はとてもきれいな・・・それは それは!別荘地のように整備されていたのです。しかし、ここを分譲した業者は、整備する際に クヌギの木の処理をユンボで土の中に埋めてしまったのです。当然、年月が経てば、陥没します。そんな陥没が、下刈りを行ったら、多く出てきたのです。私の土地にも 2つ大きな穴があって、2回落ちました。(;;)

「業者は潰れてありません。オーマイゴット!」

 私の土地の穴に 遠くは200m先からかき集め、燃やすのです。火をつけると・・・(ファイアー!)およそ6mくらいの高さの炎になり、東京消防庁のヘリコプターが・・・メガホンマイクで「只今の時期乾燥しております。野焼きには十分にご注意下さい」と・・・

・・・(汗)

 私は、空をみやげて、「ぺコリ m(__)m」でも、全然火が弱くならない・・・その訳は、早く処分しようと、どんどん継ぎ足しているからなのでです。当然周辺の農家の爺さんがたが、「おっ?なんや!」と集まる。おかげさまで、どうにか集まる頃には、すべて燃焼(草だけよ!)思わず。「火汗!」じゃなく「冷汗!」周辺のじい様方には、「気お付けナ、山火事なったらョ、えらい事だよ。」と一言。私自身、ヤバイっ!と思ったので、次回からは少なめに・・・ヾ(・・;)ォィォィ  一言「十分気お付けます!」

 だいたい草や枝を燃やすのに4日(4週)掛かりましたねェ〜(^^; それから、自分の土地の正確な場所探しです。まさか、人の土地を耕すわけにも行きませんから・・・(笑) 土地探しにおよそ2日(2週)かかって、確認!何とか、境界を示す杭が発見できたので一安心です。でも、長年 あれ山になっていたので、杭が10cm以上も埋没していて、それを彫っている私は、旗から見たら、怪しい人のようですね!

 3月半ば頃からやっとこすっとこ開墾作業です。このときに用意したのが、シャベル・ツルハシ・3股鍬です。初めから、現在まで苦労するのが、山ザサの根っこです。これは地中1m以上も潜っていて、なかなか全部取れないのです。しかも、根の張り具合が抜群で、シャベルが刺さらないときたものです。ですから、ツルハシで引掻いてシャベルで掘り×を繰り返したわけです。

 人間楽な方から進むのが、ベター「えっ?」穴のあいているところから、開墾していくのです。(土が柔らかい&火で根っこが弱っている)この穴は、幅3m奥行き5m深さ2mでけこうでっかいのです。たたみ一畳(1.8m×0.9m)を開墾するのに半日から、まるまる1日、私の爺ちゃん曰く「1坪は最低できるだろ?」と言うが、前述の通り、土地事態も急勾配ですから、開墾どころか、気を緩めると転げ落ちる土地なので、開墾がはかどる訳ありません。(後々、見ず組が辛いことを発見!)

 5月には、陥没(西側)の土地が開墾完成し、その東側の荒地の開墾を開始しました。こちらがわには直径10〜15cmの落葉樹が生えており、この根っ子を掘り起こすのが、一番のポイント!早速木の斜面地下側からツルハシとシャベルで掘り進みます。大体1mほどの穴を掘ったら、木の上から蹴ります!押します!下から引っ張ります。これを2日掛けて抜きました。(汗)

 次は、チョろい5cm級です!3股とツルハシで一気に片をつけます。しかし、雨が多くなった、6月は非常に体力を浪費するので、すぐにくたびれるしまつです。時折休んでは、抜根を繰り返していくと、放心状態になります。(最も、ずっと何も考えずにやっていたかも?) 体力の限界を超えて、このような作業をしていると、怪我をします。

 「あっ!やばっ!?」☆○▽×※

 お見事です!3股の刃を自分で踏んづけて、柄の部分が顔面に飛んできたのです!と言いますか、当然なんですけど・・・(;;)

 おかげで、全治2週間+メガネ破損(割れなくて良かった)顔面には、綺麗に柄の形をした痣と裂傷!!皆さんくれぐれも、程ほどに仕事をしましょう!

 どうにかこうにか、2枚目の畑完成!!陥没の大きさとほぼ同じ面積が出来ました。8月には入り、夏真っ盛りですが、今度は、南側斜面の開墾です。こちらは、前回の2つの開墾をあわせたのと同じ大きさです。
 しかしその前に開墾が終わった土地に種を植えます。

「ほうれん草・とうもろこし(遅形)・にら・カブ・春菊」果たして、収穫なるや!!
 しかし、ここで大きな問題に打ちあたりました。。畑の上にはクヌギの木の大きな枝が、幾十にも茂っているのです。「ややっ!?これは何とかせねば・・・」 でっ、登場するのが「 斧 」 相手は、樹齢20〜30年のクヌギ達、直径はゆうに40〜50cmクラス!!今までは、10cm前後の木ですから、ナタでどうにかなりますが、斧でもこの太さは・・・(^^;
 「弾かれます!」
それは見事です。全然、歯が立ちません。しかし、ここで諦めたら、まいた種が出ません!!思いっきりふんばって、打ちこみます。打ちこみます。更に打ちこみます。何とか木の半分ぐらいまで打ちこむことが出来るようになりましたが、すでに午後3時・・・早くしないと日が暮れます・・・。更に打ちこんで倒したのが、午後6時。
 しかし、木って倒すとでっかいんです!!道路を超えて人の土地まで行ってしまいました。幸い周辺には家は無いのですが、地元の人の畑があります。   「穴だらけにしてしまいました。」
 合計8日間で2本の木を切り倒しました。倒した後に3日も掛かってしまって辛かったですよ!それを、やった翌日は、体中が筋肉痛、しかも、ふだん使わない所が集中的にです。ちょうど、筋肉痛が治る頃、休みの日が参ります。(笑)

 そして、10月まいた種が、すくすくと育って、収穫、のハズであった・・・。もう涙です。春菊とカブ以外全然です。まるで、卓上の観葉植物です。それもそのはず、畑の上にある クヌギの木の枝から、雨が降るたびに 落ちる雫も原因の一つ、そして栄養不足。お話していませんでしたが、ここの土地を掘って30cmぐらいで、赤土の岩盤 更に1m超えると青土の粘土岩盤なのです。栄養があるわけありません。土壌改良をしてからではないと、育ちませんよね!
 しか〜し、見栄っ張りの私は、家に帰ると・・・
私は 「初物だ!なんかつくってくれ!」
嫁さん「なんじゃこれ?」
このHPを嫁さんが読むといけないので・・・以下省略

 それでも、めげないもの!!(可也残念でしたが)
これを ばねに?早速土壌改良開始!!腐葉土は、山なのに意外と無いのです。(訳は、周辺の農家さんが、取っていってしまう。それって、泥棒じゃぁ〜?)
 早速日曜大工に行き(By:ドイトAM8:00〜OP)熊手1号と鍬・てみ・長靴2号・手袋4号を買って、いざ、土壌改良!そうそう、南側の開墾は、笹の根っ子を取って一先ず置いてあります。
 それと、道具が増えてきたので倉庫作りです。(By:イナバ物置)毎回、車に乗せっぱなしなので、車が泥だらけになってしまうのです。
 来年春に向けて、土壌改良です。