私の所見

 モンゴルへの支援について、私なりの解釈と今後の考え方をご紹介させていただきます。
ですが、現在の支援については、若干私の考えと掛離れるてしまい、最終的には支援中止となっておりますが、第一歩としては十分に有意義な勉強をさせてもらったと思います。したがって、今後支援のあり方を再考しまた機会があればと思っています。


●モンゴル支援の考え
 本当に私は、ヒョンな事からモンゴルの孤児院の支援をはじめたわけですが、私の最終的な考えを述べたいと思います。

 モンゴルは現在も、経済不況による失業者が多く※1 これによって家庭崩壊やアルコール中毒に陥る人々も少なくありません。ですから、この根本的な部分・・・。そう、産業(雇用)の創設が、本来必要な訳なのですが、実際問題これだけ多くの人々を 吸収するような事は、政府ですら難しいのですから、資本の乏しい一個人でなし得ることはできません。

 しかしながら、CNGの皆さんや青森県車力村の農業指導(モンゴルでも農業ができます)などで、十分に採算の得られることも解りました。※2・※3本来の意味からすると、CNGさんの方が私には適しているかもしれないのですが、出来ることならば、子供達の支援とその親達の支援が、同時に行えるような支援のあり方を目指したいと思っています。

 今後は、日本のボランティアと現地のボランティア※4 が合同で活動できるような枠組みと、意欲のある失業者を加えた 新たなボランティアができればと思っています。これは、収益性の面でも有効であると考えています。この生産面(農牧畜・加工)で上がる収益は、更にこの活動範囲を大きくし産業の育成と子供達の窮状を救えるものだと考えます。※5
 よくボランティアとは、無報酬で活動するものだと考えていますが、基本的には間違えではないのですが、実際問題この日本を含めた状況下において お金だけを送る支援には、非常に問題があると思います。もし、その義捐金なりが、なくなってしまった場合は、終わりです・・・。ですから、前述した通り、自活のための援助にウエイトを掛けて行くものが本人達の為にもなると考えます。

※1、2000年度/インフレ率=5%代 失業率=5%代 人口の7割は未成年者
※2、モンゴル国は社会主義体制の時代には、ロシヤ・中国などへ農産物の輸出をしていました。
※3、NGO/CNG市民のネットワークHP 自治体/青森県車力村役場HP
※4、現在、現地モンゴル人のボランティア参加者は居ません。(;;)
※5、モンゴル国内の農業地は現在のところ取得行為が可能かどうか不明です。(市街地は限定的に可)

●モンゴル人との輪

 残念ながら、現在谷さんが行っている支援活動に参加する地元モンゴル人は集まっていませんが、今後参加者が生まれることを願うものです。
 もっとも、現地での支援者募集の情報は現在は行われていないので仕方のないことなのかもしれません。※6しかし今後は、より多くの自国の方のボランティア若しくは、協力者を求める活動も 必要になると思います。※7

※6、谷さんが教鞭に立たれている大学の学生さんも一部参加してくれています。
※7、谷さんは、モンゴル国営放送のラジオ番組「モンゴルの声」短波放送<12015KHz>に出演して孤児院の紹介や呼びかけを行いました。

−M.Nメッセージ−
 モンゴルは、実際のところ国民意識として、のんびりと構えていますが、実際問題犯罪が急増していることを踏まえると、非常に危険な状態に陥る可能性も秘めています。
 現在、モンゴルの現地ではその国民性もさる事ながら、搾取や詐欺も横行しているようです。支援を行なっているかたや、渡航される方は十分注意して自己責任で対処してください。

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モンゴルの情報についてご存知の肩は是非ご教授下さいますようお願い致しますm(__)m

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