児童虐待 公開日/’03.3.30

現在制作中の為、誤字脱字や文面のおかしな部分が御座います。。

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 ページ制作にあたって、製作者自身は精神科医でもカウンセラーでもありませんので、各書籍などで得られた情報について、御紹介していきたいと思います。

 近年、親が子への虐待に関して「児童虐待に関する法律」が新たに施行されましたが、そのなかにネグレクトと言う聞きなれない虐待があります。その虐待は、今まで親の躾などと言われていた、子供への対応に関して更に1歩踏み込んで虐待とみなすようになりました。
 ただ、この虐待の対象は極めて曖昧なものであり、当てはめてしまえば、もしかすると殆どの親が定植する恐れもあります。
 今後、法の整備において明確になってきましたら随時UPして行こうと思います。
 皆様のお知恵を常時募集しております。是非御教授下さい♪
 メール >namiki@cside.com

虐待に関する法律は、
関係法:児童虐待の防止等に関する法律
国際法:子供の権利に関する条約

ネグレクトと言う虐待。。
ネグレクトは、育児放棄・親が子どもに対して必要なエネルギーを向けないことなど、子供の世話をしないことを言います。
さて、そのネグレクトに代表される行為は次項の内容が含まれます。

一般的ネグレクト  子供の食事の世話をしない。体や衣服が汚れていてもそのままにしておく。
医療的ネグレクト  子供が病気で医療を必要とされる場合でも、病院へ連れて行かない。
教育的ネグレクト  子供が学校へ行かなくても無関心でそのまま放置する。
情緒的ネグレクト  子供に必要な情緒的関わり(愛情・感情的保護・援助等)を与えない。DV(ドメスティック・バイオレンス)の目撃も含まれる。
保健ネグレクト  子供に予防接種などの必要な保健上のケアを与えない。

更に、上記は愛情遮断性症候群と分類されており、下記のように何らかの子供には関係の無い事情にて起るネグレクト。
消極的ネグレクト a 子どもの健康的な成長のためにどういった養育や世話が必要かに関する知識を親が持ち合わせていない場合に生じる。
b 知識はありながら子どもとは直接的に関係の無い何らかの要因(経済的要因等)のため、養育や世話ができなくなってしまい生じる。
積極的ネグレクト  親が子どもの成長に必要な養育に関する知識を持っており、物理的にも可能な状況にありながら、何らかの理由で十分に養育しない場合に該当する

従って、下記の項目を子供に与えなくてはならない。
○親は子供の肉体的なニーズ(衣食住をはじめ、体の健康に必要としていること)に応えなくてはならない。
○親は子供を、肉体的な危険や害から守らなくてはならない。
○親は子供の精神的なニーズ(愛情や安心感、常に注目してやることなど、心の面で必要としていること)に応えなくてはならない。
○子供を、心の面でも危険や害から守らなくてはならない。
○親は子供に道徳観念と倫理観を教えなければならない。


ネグレクトによる子供の症状
 発見するのは以外難しく、全般的に体を揺すったりして落ち着きがないことが多いいが、その子の性格などを加味して注意観察が必要です。児童の場合、虐待を受けている親に自分が言った事が伝わると、もっと大変なことになると考えたり、逆に虐待を受けていても、当の本人は親に執着しそれを受け入れて自己否定感を根強く抱いてしまったいる場合もあります。
 ですが、多くの児童においては心的ストレスが表現化してきます。最近では、保育園・幼稚園・小学校などで教員に対して虐待早期発見のための資料も配布されているようです。

 
<未就学児(幼児・児童)> <就学児童>
@ 無表情、表情に深みがない
A 誰にでもべたべた甘えるが、しっかりと関われない 
B 周囲の子どもから孤立してしまう 
C 自分より弱い子どもに暴力的 
D 些細なことでかんしゃくをおこす 
E ちょっと注意すると固まってしまう 
F 不自然な傷が頻繁にできる 
G コミュニケーションや言葉の遅れ 
H 低体重、低身長である 
I 衣服や体が常に不潔 
J 基本的な生活習慣の遅れ 
K 人を警戒しながらがつがつと食事をする 
L 親の前では怯えたようになる 
M 家に帰るのを嫌がる 
N 衣服を脱ぐことに不安を見せる 
O 年齢不相応な性的な言葉や行為 
P 人との体の接触を嫌がる。
Q その他

@ 万引きなどの非行に走る 
A 落ち着きがなく多動気味 
B よく嘘をつく 
C 授業に集中できない 
D 家出や徘徊がある 
E 欠席や遅刻が多く、理由がはっきりしない。
F その他